日本では亡くなった著名人を偲ぶ、いわゆる追悼切手が発行されることはほぼなく、国家元首経験者の死去にすら追悼切手を出すことはありません(それがいいか悪いかはともかく)。一方で世界的に有名な日本人の追悼切手が海外で発行されることはあり、そうなると日本人としては欲しくなるので海外にアンテナを張る事になります。
これは2020年10月4日にフランスのパリで81歳で死去した日本のファッションデザイナー、高田賢三の追悼切手です。同年12月15日付でギニア名義で発行されました。以前ご紹介したバイデン米大統領当選記念の小型切手シートと同様、目打ありと無目打の切手が組み合わせられています。背景に日本を象徴するものが色々並べられているのがいかにも外貨目的の切手です。