以前、英領ジブラルタルが発行する英王室関連の切手が個人的にお気に入りということを書いたことがありますが、イギリスの海外領土や英王室属領はなかなかいい英王室の切手を出します。本土から遠く離れている場所だからこそ、イギリスとのつながりを強調する意図があるのかもしれません。特に英領ジブラルタルはかなり微妙な位置にあることもあり、だからこそ種類が多かったり気合の入ったデザインだったりするのかなと。
さて今回はジブラルタルではなく英王室属領であるマン島発行の切手です。まずは先日薨去されたエディンバラ公爵フィリップの1世紀に及ぶ功績と献身を称える切手（3月末発行）、そしてウィリアム王子夫妻のご成婚10周年切手（4月末発行）です。いずれも3,000シート限定らしいですが、現時点でもまだ売っています。
一方でヘンリー王子夫妻に関する切手がセットで安売りされていることを先日ご紹介しました。この見切りの速さは英王室属領ならではなのでしょうか。