中国初のNFCチップ入り切手シート

中国郵政が2020年9月26日、第40回全国最優秀切手が選ばれたことを記念した特別切手シートを発行しました。

第40回全国最優秀切手を選ぶ具体的な投票結果をネットで見つけることはできませんでしたが、これを見る限りでは2019年10月1日に発行された、中華人民共和国建国70周年の切手が選ばれたんでしょう。単片5種に小型シート1種、これを組み合わせて作られたのが2020年の特別切手シートだというのは、まあわかりますよね。

実はこの切手シートには大きな特徴がありまして、それは中国郵政初の、NFCタグを搭載した切手シートだということです。タグが埋め込まれているのはシート余白部分で、切手そのものには埋め込まれていません。左上の『40』の部分に薄型のNFCチップらしきものが埋め込まれていることが、傾けるとちょっとわかるかと思います。薄型とはいえチップが埋め込まれているので切手シートそのものが少々分厚いです。

で、これで何ができるのかというと、NFCに対応してるスマホに中国郵政のアプリをインストールして、このチップにかざすと色々と見られるんだそうです。「だそうです」というのは、まだ試してないからです。それには以下の2つの理由があります。

  1. どのアプリを入れればいいのかよくわからない
  2. え、スマホに中国製のアプリ入れるの?

①中国郵政のアプリって言われても具体的にどれなのか調べてもよくわからないんですよね。アプリストアを検索しても、やり方がまずいのか、中国郵政謹製のアプリらしきものが出てきませんし。②いやまあね、中国製のアプリを信用してないわけじゃないですよ、うん。TikTokのアプリとか既に入れてますしね、今更といえば今更ですけどね、うん。