東京2020五輪のメダリスト公式フレーム切手

26日より東京オリンピックの日本代表選手メダリスト公式フレーム切手が発売を開始しました。色は関係なくメダルを獲得した選手・団体のフレーム切手を、表彰式の翌々日に東京中央郵便局で、さらにその翌々日に一部の郵便局でも発売するというもので、2016年リオ(このときは金メダリストのみ)、2018年平昌(パラも作成開始)に続く3回目です。フレーム切手は1シート1,500円で決して安くはないですが、まあそこは日本オリンピック委員会(JOC)公式ライセンス商品ですから、売上の一部は日本代表のために使われるのでしょう。

今回、JOCの掲げる金メダル目標数は(こだわらないとはいえ)30個としており、しかしアメリカのデータ会社グレースノートは日本の獲得予測を金26、銀20、銅14の合計60個としています。それでも過去最高で、リオのときには金12、合計で41個でした。もしこの合計60個という予測が当たった場合、全部を入手するためには60シート×1,500円ということに…なのでまあ、程々に買って楽しめばいいと思います。私自身は金+α程度にしようかなと思っています。

さてそのメダリスト公式フレーム切手。東京中央郵便局に行ってみたところ、今までは1階の窓口で売っていたのですが今回は4階での発売です。懐かしい、令和改元の時の記念押印もここでやったなあ。初日は認知度が低くガラガラですが、報道されることで世に知れ渡って次の日からは大勢の人が買いに来る、というパターンももはや毎回同じ。2日目となる27日はお昼にちょっと覗いてみましたが案の定多くの人たちが詰めかけており、密を避けるためか整理券を取ったあとイスに座って待つというスタイルでしたが、お昼過ぎで60人待ち。窓口は2個しかなく1人が呼ばれるのに平均1分くらいかかっているので、60人だったら約1時間待ちと思われます。ちなみに、東京中央郵便局での購入は現金のみです。

今後、フレーム切手の種類が増えることで商品を揃えるのに手間取り、ますます買いに来る人も多くなるでしょうから、さらに時間がかかるようになる未来しか見えません。ということでお昼休みにちょっと買いに行くというのは間違いなく悪手です。お昼時間帯を避けるか、通販を利用しましょう。ネット通販も、郵便振替による通販も、両方やっています。

さて、これが初日より発売されているフレーム切手ですね。

フレーム切手にはこういう台紙がついてきます。切り込みにシートを挟めるようになっています。いちいちやりませんけどね。

会場で買うとこういうクリアファイルももらえます(27日現在)。

また、郵便振替による通販案内の紙も置いてありますが、このブログをご覧になっている方ならネット通販されますよね、多分。

ところで2018年平昌の際にはシート右下に製造日らしきものが印字されていました。たとえばこの『C0214』だったら2月14日製造と思われます。後日には違う番号のものが確認されており、これは郵趣ウィークリー(2018年No.10)で取り上げられたほか、当ブログでも当時書いたことがあります。しかし今回はこのナンバリングがないので、初回製造とかそういうことを気にせず、あとからじっくり買うことができます。とはいえこのフレーム切手、9月中旬までの受付なんですけどね。