台北アジア展、さらに1年延期を検討?

先日、来年(2022年)5月6-10日に台湾の台北で予定されていたアジア切手展が、会場となる『台北世界貿易センター』公式サイトのスケジュール表に載っていないことを取り上げましたが、国際郵趣連盟(FIP)の公式サイトにある切手展開催スケジュールによれば、同切手展は延期されて2023年8月11-15日の開催となっています。同時に、アジア展として第38回目だったものが第40回目へと変更されています。

Exhibitions (by FIP Member Federations)
https://www.f-i-p.ch/exhibitions/

現段階で日本の池田健三郎コミッショナーからは27日に「再度中止となり、さらに延期される」という告知だけがなされており、具体的な開催時期までは発表されていないことににご留意ください。なので関係各所への問い合わせは絶対にしないでください。とはいえFIPのサイトに掲載された事実は重く、FIPは現在、2022年の台北アジア切手展をさらに1年3カ月ほど延期することで調整しているのではないか?と個人的には解釈しています。

【速報】台北国際切手展(アジア展)TAIPEI2022 は中止のうえ、さらに延期へ
https://ameblo.jp/kenzaburo-ikeda/entry-12706563688.html

ちなみに第37回アジア展は今年8月の横浜でした。台北がこの日程で本当に延期となれば以降は横浜→メルボルン→カタール→ニュージーランド→台北となりますが、横浜が37回目で台北が40回目というのはどうにも回数があいません。なので間に予定されている3回のうちどこか1つがやはり延期もしくは中止が検討されている可能性があります。なおアジア郵趣連盟(FIAP)の公式サイトは未だに動きがありません。

FIAP Calendar
http://www.asiaphilately.com/Calendar.html

台湾アジア展は元来、2020年10月に開催予定だったのが新型コロナ禍のため2021年6月に延期し、さらに2022年5月に再延期されました。今回判明した延期は3度目となります。やはりこの新型コロナ禍で開催準備を進めることは大変に困難で、色々な可能性を考えているのでしょう。

それにしても、2022年5月予定の切手展がさらに延期されたということは、同時期に開催される他の切手展の開催時期にも影響を与えるのか否かという観点からも、動きから目を離すことはできません。