イギリスの切手帳カットミス

11月11日といえばここ最近は中国のアリババグループが大々的に実施している独身の日セールが有名です。元々は中国語のスラングにちなむものですが、この日は1が4つ並ぶ日で、今年は西暦なら2021-11-11と5つも並びます。同じモノが並ぶということで、ここでは切手帳を取り上げたいと思います。

これはイギリスの普通切手であるマーチン切手の切手帳です。イギリスといえばこうした切手帳を多く発行しています。で、これは正常な切手帳なのですが、

これはカットミスだと言うんですね。確かに余白部分に書かれた合計金額の表示が半分しかありません。

で、これもカットミスなんだそうです。要するに余白部分に描かれた、短い線分に合わせて切断せよというわけですね。

しかしこれ、ひとたびどこかで間違えて切断したら残りも全部ずれて切断してしまうので、カットミスなんてそこそこ存在している気がするんですけど、どうでしょう。

ちなみにこれらは先日東京で開催された全国切手展(JAPEX)のディーラーズ・ブースにて入手したものです。コレクションとしてまとめて売っていたもので、バインダー3冊分の切手帳がありましたが、全然足りてない。まあイギリスの切手帳って切手部分は同じなのに表紙が何種類もあったりするので、どこまでお付き合いするかという話になるわけですが。

というわけで本格的に集めるなると大変な思いをしそうな代物なのですが店主のトークに乗せられて入手したわけです。「最近は一から国別収集をやる人がおらんからのう」と嘆いておられました。