22日に『フィラテリストマガジン』第33号に『スタンペディアオークション』の各種カタログが届けられ、毎年恒例となっているスタンペディアの郵趣カレンダーが入っていました。ありがたいことです。
郵趣イベントがコンパクトに纏められているこのカレンダーですが、今年も昨年と同じことを書かなければならないことを残念に思います。つまり、「少しでも予定通りに国内外の郵趣イベントが行われることを願っています」です。とはいえ、日本において郵趣イベントの延期や中止は相変わらずありますが、その数は減っています。日本を含む世界各国は国内展であればなんとか開催ができている状況です。昨年(2020年)に比べたら新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況はまだマシで、今は複数種類のワクチンがありますし、発症時の対処方法も進歩していますし、経口薬にもようやく手が届きそうです。
しかし、国際切手展に世界中から出品者や観覧者が訪れることには、未だ大きな障壁が立ちはだかっているのが実情です。
2月にイギリスのロンドンで予定されている国際切手展『LONDON 2022』は開催の模索が続いています。3月にハンガリーのブダペストで予定されている『HUNFILEX2022』は日本からの出品が断念されました。8月にインドネシアのジャカルタで予定されている『INDONESIA 2020』は、度重なる延期が公式サイトにて発表されることなく、公式サイトそのものがなくなってしまいました。
これは9月2日にスイスから発行された、来年5月に同国のルガーノで予定されている『HELVETIA2022』の切手です。1日も早く、郵趣カレンダーに掲載されている各種イベントに自由に行ける日が戻ってくることを願っています。