ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に端を発した戦争危機が緊迫度を増しています。NATO加盟に反対するロシアは既にウクライナとの国境に10万人の兵力を結集させているとされ、いざとなればウクライナの現政権を打倒し親露政権の樹立も辞さないようです。これに対応してアメリカを始めとするNATOも軍派遣の準備を進めています。一方でアメリカとイギリスは在ウクライナの自国民に対し退避を命令し、日本もウクライナへの渡航中止を勧告したほか、現在約250名ほどいる在留邦人に出国を強く勧めており、出国命令に切り替わるのも時間の問題でしょう。
これは昨年(2021年)8月17日にウクライナから発行された切手で、首都キーウ(キエフ)の独立広場にある独立記念塔が描かれています。
独立記念塔は旧ソビエト連邦からの独立から10周年を記念して2001年に作られ、高さは約61メートルなのだそうです。果たしてウクライナはその独立を守れるのでしょうか。流血の事態だけは回避してもらいたいところです。