今月1日より北海道江別市内にある全11郵便局(簡易郵便局を除く)が風景印を新たに設置、あるいは改訂し、これまで風景印のなかった江別大麻西郵便局にも新規に風景印が設置されました。江別市のキャラクター『えべチュン』のほか、江別特産の小麦やレンガ、それに林木育種場旧庁舎が描かれているものでした。
ところが風景印内に書かれるはずだった『林木育種場旧庁舎』を『材木育種場旧庁舎』と誤記してしまったことが判明し、この風景印は開始日に即時廃止されてしまいました。文字列を消した風景印が改めて2月21日に設置されることとなり、事前の郵頼はすべて無効化、申込者には代金が同等の額面による切手で返却されることとなりました。
私も事前に郵頼をお願いしており、2月10日に返ってきました。正直な話、「もう少し気がつくのが遅かったら幻の風景印が手に入ったのになあ」とゲスなことを考えていたのですが…。
それはさておき、通信事務郵便が江別大麻西郵便局からこのとおり送られてきたのです。
中身はお詫び文と、
押印してしまっていた記念押印台紙と返信用封筒を返してくれました。幻となった風景印には斜線が引かれ無効にされています。
江別大麻西郵便局への送料と返信用封筒の切手(押印済)、それに押印台紙に貼り付けた切手(押印済)ぶんの切手も同封されていました。
せっかくの新規風景印が初っ端から廃止されてしまったのは残念ですが、21日より設置される風景印が長く親しまれることを願っています。この幻の風景印は私の風景印ファイルの中で供養しようかと思います。