ディズニー切手悲喜こもごも

先日、日本国内の切手商からディズニー切手小型シート10枚セットというのを買いました。何が届くかはランダムなので、買ってからのお楽しみというやつですね。単にお安めだったところを目に留まって買っただけなのですが、どうしてどうして、これがなかなか興味深いのです。

こんにち、ディズニー切手は実に色々な種類がありますが、切手代理発行エージェントによる外貨目的の小型シートでよくあるのが複数のキャラクターが描かれているにも関わらず切手部分はその一部、というものです。要するにこういうやつですね。

この場合、ミッキーマウスだけが切手部分で、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジー、グーフィー、プルートは言ってしまえば『切手外の余白』に描かれているわけです。もちろん全体で一つの作品ですし、切手の部分だけをピリピリと切り取って使うケースは恐らくそうはないだろうと思われますが、やはり切手である以上は位置が気になるわけです。

このようにミッキーマウスが切手部分となっているシートが多いようです。まあ、これは当然と言えば当然かも知れません。

ミッキーマウスとのつながりでミニーマウスが切手部分になるケースも多いです。ミッキーマウスとのペアで切手になることがあったり、時にはミッキーマウスがいるにもかかわらずミニーマウスだけが切手部分になることもあります。

さて、ここまで見てきて割を食っているキャラクターがいることに気が付かれたかとおもいます。そうです、グーフィーです。ここまでご紹介した小型シートを見てもおわかりのとおりハブられ度合いが半端ではありません。それでも小型シート全体には登場している数が多いので、まだマシと言えるかもしれませんが。

もちろん、このようにグーフィーがメインの切手となっているシートもあるにはあります。

そこへ来ると日本のグリーティング『キャラクター』切手の場合はシートに描かれるキャラクターが大体切手になるのでいいですね。