大手町郵便局にて『みらいの郵便局』実証実験が今月15日より始まり、一部郵便局で先行導入されていたセルフ証紙発行機と、レターパックなど物品販売を行うセルフレジが合体した新しいセルフレジ(以下、新・セルフレジ)が稼働を開始しました。それに伴い、原型となった東京中央郵便局に設置されているセルフ証紙発行機もバージョンアップされた模様で、画面や機能に変化があったのでご紹介します。こちらはハードはそのままで、物品販売のボタンが無効になっており引き続き証紙発行の機能しかありません。いずれは物品販売も行うのでしょうか。
その前に、これは先日より大手町郵便局に設置されている新・セルフレジです。
さて東京中央のセルフ証紙発行機、外見はそのまままのですが、画面が違います。比較のため以前の記事もご参照ください。名称がいつの間にやら『郵便セルフレジ』になっています。
最初の画面ではボタンが2つあり、右側の商品購入ボタンが無効になっています。左側の郵便物送付ボタンを押せば、あとは証紙発行のための以前のような画面遷移が始まります。
再び違いが出てくるのは決済方法の選択画面で、従来はクレジットカードのタッチ決済しか不可能でしたが、今回からは交通系ICカード、WAON、iDといったFeliCaチップを使用する非接触型決済も使えるようになりました。従来のセルフレジ機では交通系ICカードが使えたので、証紙発行機も合体による恩恵を受けたことになります。脇にもSuicaカード利用可能の幟が立っています。いやこれは便利ですよほんと。
ゆうちょPayなどQRコード決済が使えるのはまだ先のことになりそうですが、交通系カードが使えるようになったのは非常に大きい出来事と言えそうです。