これは中国香港で昨年(2021年)4月22日に発行された『昔ながらの香港ご当地おやつ(軽食)』切手です。つみれ、糖葱餅、煎釀三寶、菠蘿包、滷水串、ブリットル、そして小型シートでは腸粉などが紹介されています。小型シートはエンボス加工が施されています。日本でも馴染みのあるものもあれば、名前からは想像がつかないものもありますが、いずれも美味しそうですね。
ところで、すでにお忘れの方が大半でしょうが実は今年(2022年)3月、香港で国際切手展(世界展)が開催されるという話がありました。アジア郵趣連盟(FIAP)のスケジュールに一時期掲載されただけで、公式サイトも作られないまま結局は中止となりましたが、もし開催されていたら世界各国から訪れた郵趣家らが今回のこの切手に描かれているような軽食で小腹を満たしていたに違いありません。なお今年5月26日には第2弾が発行されています。