英王室属領マン島の戴冠式関連DM

イギリスの国王チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式の生中継を見ながらこの文章を書いています。立憲君主制、象徴君主制と細かな呼び方の違いはあるものの、同じように君主を戴いている国民からするとやはり感慨深いものがあります。日本の天皇の場合は戴冠はありませんが、即位の礼がこれにあたるのでしょう。御年9歳のジョージ王子が退屈そうでしたが、何十年後かにあなたもこれをやるんだよと思いながら見ていました。

さて前日の5日に英王室属領マン島郵政からこんなダイレクトメールが届きました。翌日に控えた戴冠式を全面に出した封筒で、戴冠式のロゴマークが載っているほか、切手や消印が印刷されています。この切手は封筒に印刷されたもので本物ではありません。タイミングとしてはバッチリですが、まあ前日に届いたのは偶然でしょう。そもそも国際郵便ですから到着の日付を細かく指定はできず、日本はゴールデンウィーク中でたまたま5日が連休中の配達日だったにすぎません。

中に入っているのは当然のことながら戴冠式関連の切手商品を案内するチラシです(裏側はその他の特殊切手)。まあ言い方は悪いですがイギリス関連の地域は当分の間は戴冠式関連の切手を世界中に売ることで大忙しになるのでしょう。そう考えると2019年の即位の礼の時の日本郵便は慎ましかったですね。まあ日本郵便は海外への通販を一切行っていないのでやろうとしてもできないわけですが。