英王室属領マン島の戴冠式記念シート

今年(2023年)5月6日にイギリスの国王チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式が挙行され、5月31日に英王室属領マン島郵政から記念切手シートが発行され、戴冠式の前にあらかじめ予約していたものがきょう20日に横浜の自宅に届きました。

例によってこういう封筒で来たのですが、前回はこのウェブログで『せっかくの封筒の絵柄が税関告知書CN22で台無し』などと書いたら、今回は前回よりさらにベタッと貼り付けてきました。

さて今回の切手シートですが、こういうケースに挟まれて入っており、

タテ4枚、ヨコ3枚構成の12枚シートとなっています。事前の予約段階では中央列の4枚だけ意匠が確定しており(今年4月3日に発行された切手と同じ)、右左の8枚については未定となっていましたが、戴冠式当日の様子が意匠として収められました。

今回の切手シートはマン島郵政とイギリスの老舗切手商スタンレー・ギボンズの共同作成となっており、シート最下部にはスタンレー・ギボンズのロゴマークが入っています。王室絡みの切手はイギリスにとって最重要切手だと思うのですが、それを切手商と共同で発行するというのは日本では考えられないというか、すごいですね。