英王室属領マン島郵政50周年

きょう5日でイギリス王室属領のマン島における郵政事業体がイギリス本国から独立して50周年となりました。もちろん初日となる1973年7月5日にはマン島名義の普通切手が16種類発行されていますが、スコットやミッヘルなど切手カタログのナンバーは1はじまりではありません。これは既にイギリス本国よりマン島名義の地方切手が1958年より発行されていたためです。

そしてこの記念すべき初日には不足料切手も発行されています。これがそれで、全部で8種類です。

しかしこの不足料切手はすぐに最下部に超マイナーチェンジを行っています。発行年である”1973″の右隣に”A”の文字が付け足されているのがおわかりいただけると思います。改訂版の発行は1973年の8月とも9月とも言われていますがはっきりとした日付はわかりません。いずれにせよ、”A”の文字がないバージョンの切手は1~2カ月で姿を消してしまったことになりますが、まあそんなに高いわけではありません。ちなみに、スタンレー・ギボンズのカタログでは両者を区別していないそうです。

ちなみにマン島郵政は1992年を最後に不足料切手を発行していません。また同郵政ではこれまで一度も寄附金付き切手を発行したことがありません。これはイギリス本国でもこれまでに1975年と1989年の2回しか発行したことがなく(全5種)、よく似ています。