『TAIPEI 2023』で使用された特印

先日、台湾・台北にて8月11-15日に開催された国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)に合わせて私も8月10-13日の日程で台湾入りしたわけですが、楽しかった反面、色々と事前に予定していたことができなかった旅でもありました。まあ日本国外に飛び出たのが38年ぶり、色々と想定外の事態が重なるのは当たり前で、それが経験値のなさと言えばそれまでなのですが、自分一人で勝手にすっ転んでいるだけならまだしも、周囲の方々に色々と御迷惑をおかけしてしまったのは申し訳ないことです。

さてそんな事前の予定がうまくいかなかったことの一つが押印関係です。これはもう、本当にうまくいきませんでした。なんとか滞在最終日である8月13日に切手展で使用された消印を押したハガキを自分宛てに送付するのが精一杯でした。それがこれです(神田郵便局への留置便)。13日は舞動青春日(Youth Day)だったので、こういう特印が使われています。中華郵政(台湾郵政)のキャラクターですね。

今回の国際展ではご多分に漏れず、毎日違う特印が使用されており、会場では連日熱心に押印カバーを作っている方々を目にしました。そういうのは日本と変わらんなと感心しながら見ていたのですが、中には文献エリアの席にてせっせとカバー作りを行っている人もいて、しかし監視役がいないため誰も注意しないという、こういうのは日本と違うなと思ったりもしましたが。

実は日本で宛名を印刷した引受押印用のハガキを作って、台湾に持って行ってはいたのですが、肝心の切手の調達に失敗したのです。台湾から日本へ国際郵便ハガキ料金は10元(約45円)です。切手は日本にいたときに調達するべきだったのですが、直前まで旅行の可否が確定しなかったこともあり後手後手に回ってしまい、切手は現地で買えばいいやと軽く考えてしまったのが運の尽きでした。

結局、郵便局に行く時間がなく(そもそも12-13日は土日で郵便局は基本的に休み)、最終日になってやっと手頃な台湾の未使用切手を(何故かマレーシアの切手商から)調達できたので、それをハガキに貼り付けて引受押印用のポストに投函することができました。そして届いたのが、上の画像のハガキです。もちろん会場では台湾郵政による押印ブースも設置されていましたが、最終日は午後2時過ぎに台北松山空港を発つ予定だったので、並んでいる時間はありませんでした。

現地ではこういう引受押印用のポストが設置されていました(この画像は2日目で、8/12のところをよく見ると投函のための穴が空いています)。日本のJAPEXなどでも同じようなものがありますが、違いは当日用のポストにしか投函できないことです。JAPEXだと翌日、翌々日用のポストにも投函できる仕組みだったかと思います。台湾では厳密に投函日の押印しかしないのですね。このポストを使っていた人は私が見ていた限りでは皆無で、お子さんが各日付のボックスに面白がって入って遊んでいるのが関の山でした。

そう、切手の調達に失敗したどころか郵便局に全然行けなかったので、現地で風景印をもらいに行くという押印ミッションは今回、完全に失敗したのです。次回、訪台する機会があれば、そのときにはぜひ郵便局を訪れたいなと思っています。