『TAIPEI 2023』の郵趣文献コーナー

今年(2023年)8月11-15日に台湾・台北で開催された国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)には文献部門に出品していたので、それのチェックも重要なミッションでした。

まあこんな感じで文献コーナーがあったわけです。

うん、『Modern-est Stamps』(現代切手)がバッチリ書架に置かれていますね。本来は電子書籍なのをわざわざ紙に印刷して製本しただけの代物ですが。

ところで文献コーナーではイランの切手カタログを見つけました。これがなかなか興味深くてですね、発行が新しい方から順番に収録されているのです。スコットやミッヘルといった一般的な切手カタログとは逆ですね。だからページを開くといきなり最初の方に2021年の切手が載っていたりするわけです。これは面白い。

という興味深い文献にも出会えたのですが、この文献コーナー、受付に誰もいません。なのでどういう状況かというと。

…記念押印の準備をしているだけならまだしも、弁当食べてる人までいますね。いやここ文献コーナーなんだけどね、完全に休憩所扱いです。日本だと絶対ダメでしょう、そもそも目的外使用や盗難を防止するため、受付に誰かが必ず配置されて監視しているはずです。いや、個人的には私の本であれば飯を食いながら読んでもらっても一向に構わないんですけどね、本を読んでる人ゼロですよ。どうも郵趣文献が軽く扱われてるなー、と内心苦笑いしながら文献コーナーを後にしました。