台湾の台北市にある郵政博物館の見学は6階から始まって1階ずつ降りながら各フロアを参観し、ようやく2階まで終えて1階まで戻ってきました。以前にも書いたように入場時は若干パニクっていたので写真を撮る余裕はなく、1階に帰ってきた時は歩き疲れていたので写真を撮る余裕はありませんでした。つまり、やっぱり建物内1階の写真はありません。
それでも唯一撮っていたのがこの写真です。向かって右の奥がエレベーターと階段のあるホールですね。
郵政博物館の外に出て外観の写真を改めて撮りましたが、何故か斜めの構図で地面の写真も撮っていました。これもまた疲れからくるものなのかもしれません。結局のところ郵政博物館に入った時間帯が遅く、1時間半くらいしかいることができませんでした。今度また来ることがあれば、もうちょっとゆっくり見たいものです。しかし入場料30元でこの展示内容はあまりに安く感じます。
さて、写真を撮りまくってスマホの充電が減っている上、朝から歩き回って疲れているのだから大人しく宿泊先のホテルに帰ればいいものを、翌日にはもう日本に帰る予定だったため、このまま帰るのはもったいないと思ってしまい、近くにある名所に立ち寄ることにしました。
郵政博物館からしばらく歩くと中正紀念堂が見えてきました。正直ここはあまり予備知識なく立ち寄ったのですが、
中には初代総統である蔣介石の巨大な銅像が設置されており、圧巻の光景です。蔣介石が見つめている場所からは自由広場一体を一望できるほか、さらにその先には、もちろんここからは見えませんが中国大陸があります。生前、大陸反攻を果たせなかった蔣介石は今日も自由広場に遊びに来た地元民や観光客を見守り、かつて自国の統治下にあった大陸を見張っています。
と、今ぐらいは郵趣関係のことは忘れればいいのに、行く途中で見つけた、別に何の変哲もない台湾の郵便ポストをついつい写真を撮ってしまう始末。もういい加減にスマホの残り充電がなくなってきたので、とうとう持っていたiPadで撮影を始めました。写真の縦横比率が違う画像が混ざっているのはそのためです。
次に訪れたのは中華民国総統府。かつては大日本帝国による台湾総督府だったのですが、太平洋戦争後に改修していまだに使っています。敷地内では銃を持った兵士が警備にあたっていたので思わず緊張してしまいました。日本人が日常生活で銃を見かける機会はあまりないですからねぇ。
…そこにたどり着く間に見つけた郵便ポスト。まあせっかく来たわけですから思う存分撮ればいいと思います。今こうやって見返してもあまり面白い画像ではないですが。