『TAIPEI 2023』の風景(その1)

今年(2023年)8月11-15日に台湾・台北で開催された国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)の話題をそろそろ締めようかと思います。初日から3カ月もウェブログのネタが続いたことに驚きます。現地で撮影した写真の中から、わざわざ一つの記事を作るほどでもないものを寄せ集めて、2回に分けてご紹介しようと思います。

さて切手展3日目、私にとっては台湾滞在の最終日だったのですが、午前中ちょっとだけ切手展会場に寄ろうと思い開場時間の直前に行ってみたところ、日曜日だったせいか小学生と思しき集団に出くわしました。この写真だと水色と黄色の服を着ている集団がいます。おそらく色を分けることで混在しないように工夫しているのでしょう。見学の集団はそれまでにも会場内で目撃していましたが、入場前に見つけたのは初めてでした。

服の色を共通にした威力はこの通りで、これは会場内のステージの写真なのですが、どこにこの子たちがいるのか一目瞭然です。まあ、たまたま水色の服を着ている人もいたかもしれませんが。

ちなみにこの時、ステージ上では何やら軽快な音楽とともにアクロバティックな催し物をやっていたようなのですが、ずっと見てはいなかったので詳細はわかりません。

切手展に参加した3日間、何度もステージの横を通りがかったのですが、何をやっていたのかはよく知りません。どこかでステージのプログラムが公開されていたのでしょうが、出品作品の観覧やブース巡りに終止したので、椅子に座ることすらありませんでした。3日目の写真をよく見てみるとステージ上にいる女性タレントに男どもが群がって写真を撮っている様子が写っていました。どこの国も変わりません。

ステージの両脇には円満成功を願う花が飾られていました。

そう、3日間通じて私はブース巡りで忙しかったのです。おかげで多くのネタを仕入れることができました。これはリトアニアの切手代理発行エージェント、Stamperija(スタンペリヤ)社のブースです。手前に大量の小型シートが無造作に置かれているのがわかるかと思います。実はこれは同社が発行した小型シートのCTOでして、50元と書かれていますが、まあこれ全部ではなく、1枚が50元なのでしょう。日本円にして約225円といったところでしょうか。その奥で二人組のお客さんがいますが、これは切手展のパスポートに押印作業を行っているところです。ここだけで数カ国分をまとめて押印できますね。