タイの首都バンコクで開催されていた国際切手展『THAILAND 2023』(世界展)は2日に終了しました。ということで、なんとなくお別れの挨拶をしているようにも見える切手です。まあ実際にはバルコニーから王族が国民に対して手を振っている切手ですが。
これは2021年7月28日にタイ王国郵政より発行された、現国王ワチラーロンコーンことラーマ10世の69歳誕生日を記念した切手です。国王夫妻と王族籍にある子ども3人が一般参賀に応えている様子が写っています。なお中央に写っているパッチャラキッティヤパー王女は2022年12月にマイコプラズマ感染による心臓疾患で昏睡状態に陥り、現在も回復していません。
この国王生誕69周年切手は2枚組でして、もう片方には国王が単独で描かれています。なんかもう耳紙の模様やカラーマークまでおしゃれなんですよね。もちろん王族切手なのでメタリックな光沢付きです。
それにしても今回のタイ国際切手展の期間中、本ウェブログで取り上げたタイ王国の切手は王族関連のものばかりでしたが、単なる偶然です。