郵趣サービス社の中国切手頒布会より郵便物が届いたのですが、ちょっと驚いてしまいました。
そうそう、また新切手の入荷遅れね。これで10月、11月、そして12月分と、3カ月連続で送付なしです。切手そのものは順次発行され続けているはずですが、中国郵政の手が回らないのか、どこかでトラブルが発生しているのか、よくわかりません。しかし入荷が遅れ気味なのは今に始まったことではないので、そこまで驚くべきことではありません。
それより私が驚いたのは同封されていた取次ぎ品の案内です。具体的な切手名は避けますが、郵政から直接通販で買う場合の10倍以上もの販売値がついている切手を発見してしまったのです。切手商は輸入時に為替変動や国際郵便の事故発生など様々なリスクを抱えているので、販売値が現地価格の2~3倍になるのはやむなしという事情はわかるのですが、しかし10倍以上もの値段をつけるかね?
ここ10年以上も対円レートが下落している通貨の切手なので、5年前だったらこれくらいの販売値でも良いかなと思いますが、社内で為替レートが更新されていないのでしょうか。まあ同じ国の他の切手とのバランスを考えないと額面と販売値の整合性が取れなくなり、総崩れになりかねない事情はわかるのですが…。それにしたって、こんな販売値じゃそもそも売れないだろうに。