アゼルバイジャンとアルメニアが和平合意

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐって長年対立してきたアルメニアとアゼルバイジャンが関係正常化で合意し、お互いの主権と領土保全を尊重するほか、双方が捕虜を釈放し合うことで合意し、将来的な平和条約の締結も視野に入れているようです。

これは2020年12月18日にアゼルバイジャンが発行した憲法制定25周年の切手シートです。国旗がはためいているような変形シートで、2枚ある1マナト切手のうち下の切手にはアゼルバイジャン領土の地図が描かれています。

今年(2023年)9月にアゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフ地域で軍事作戦を実施し、同地域を支配してきたアルメニア人勢力のアルツァフ共和国は敗走を重ねてアルメニアに避難し、もはや勝負は決しました。来年1月1日にはアルツァフ共和国が正式に消滅し、アゼルバイジャンは名実ともにこの領土地図が実効支配地域と一致することになります。