ウクライナは今年、12月25日にクリスマスを祝うそうです。これがなぜニュースになるのかというと、これまではロシアで使われているユリウス暦でのクリスマスの日にあたる1月7日に祝っていたからです。これもまたロシアから距離を置こうという動きの一環です。
ウクライナが久々に12月25日にクリスマス祝う 変わるのは日付だけでなく
(英国放送協会BBC、2023/12/24)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67809761
さて、そんなウクライナを今年(2023年)3月21日に電撃訪問した岸田文雄総理ですが、その際の様子が切手になっています。ニジェール名義で発行された切手は既にご紹介していますが、中央アフリカ共和国名義でも2023年6月20日付で発行されています。これは岸田総理が切手になった2例目と思われます。前回に引き続き、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会見の様子や、ロシアによる軍事侵攻の初期にロシア軍による民間人虐殺が行われたブチャを訪問した際の写真が使われています。
今年もまた内憂外患、ウクライナに中東と紛争続きの世界情勢と、安倍政権が残した負の遺産の後片付けに追われた感のある岸田総理ですが、こんな時期に総理をやりたいと火中の栗を拾う人がいるわけもなく、相変わらず支持率が低迷している割には当面の間は政権が続きそうな予感もあります。政界は一寸先は闇。来年はどのような年になるのでしょうか。