2年越しの決着

2022年北京冬季オリンピックにて日本は2月7日にフィギュアスケート団体戦で銅メダルを獲得し、このため2月10日にメダリスト公式フレーム切手が日本郵便より発売されるはずでしたがROC(ロシア・オリンピック委員会)選手にドーピング疑惑が発覚したため順位が確定せず、直後の発売がウリだったフレーム切手発行も先延ばしになりました。結局、大会中には決着がつかなかったため苦肉の策としてメダルの色を白にして2月22日よりメダリスト切手を発売開始しました。この切手は当時、当ウェブログにてご紹介しています

2年近くが経過した29日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がドーピング違反を起こしたROCのカミラ・ワリエワ選手の北京冬季オリンピックなどにおける成績を全て無効としました。この結果、日本は2位だったROCの得点を上回り銀メダルとなることが30日に確定しました。ROCはこの処分を経てもなお3位なので銅メダル獲得となりました。

ということでこの白色は銀色になることが確定したわけですが、今更このフレーム切手を印刷し直したりはしませんよね。というか時間が経ちすぎて、当時日本郵便がこの件でメダル確定時の対応についてなにか言っていたかどうかということすら忘れてしまいました。思い出してみれば、この切手が発行された直後にロシアがウクライナに侵攻したこともあり、正直オリンピックどころではなくなってしまったんですよねぇ。