和歌山県田辺市内の郵便ポスト

23日から25日かけて世間的には三連休でしたが、この期間を利用して和歌山県の熊野本宮大社を訪問しました。郵趣以外も含めて色々な目的があったため、せわしない3日間となりました。熊野本宮大社と聞いて、私が何をしに行ったのかピンときた方もいらっしゃるかもしれません。まあ、それはおいおいご紹介していきましょう。

23日に大阪市内に向かい、24日朝に宿泊先から特急くろしお+バスで熊野本宮大社に向かいます。もちろん自宅のある横浜から直接行くことも可能なのですが、大きな荷物を現地に持っていくのが嫌だったので多少は勝手を知っている大阪を経由することにしました。大阪市内から特急くろしおに揺られて和歌山県の紀伊田辺駅に到着し、ここから2時間足らずのバス旅です。高速バスかと思ったら普通に路線バスなのですね。

これが紀伊田辺駅のバス乗り場にある郵便ポストです。そして道中、数多くの郵便ポストをバスの車内から見かけることになるのですが、どれもミニサイズ。そんな郵便ポストを車内から撮影しようと試みたのですが、何しろ走行中である上、どこにポストがあるのかわからずいきなり視界に飛び込んでくるのでシャッターチャンスを逃しがちで、なかなかうまく撮影ができません。ピントが合わなかったりしていますが、なんとか撮影に成功したポストをいくつかご紹介しましょう。

これは往路で撮影に成功したもの。半分以上過ぎた時点でポスト撮影を思いついたこともあり、あまり数はありません。

そしてこれは復路。だんだんポストのありそうな場所の見当がついてくるので写真も増えますが、しかしそれでも半分以上は撮影に失敗します。田辺市にある二川郵便局も写っています。中には建物の壁にくっついています。周囲と見比べていただければ、その大きさの見当がつくのではないかと思います。この地域はこのサイズで十分なのでしょう。

日本にある郵便ポストが2023年3月末時点で約17.5万本という話なので、こういうところにあるポストの積み重ねでこの数字になっています。こんなに設置していても20万本に遠く及ばないのです。総務省が一般信書便事業への参入に課している信書便差出箱の数が10万本なので、そりゃ参入業者がなかなか現れるはずがありません。この参入条件はあまりに高い壁です。そう考えると日本郵便はよくここまでポストを設置しているものです、もちろん国営時代から存在している郵便ポストが多いのでしょうが。そしてそんな郵便ポストを定期的に取集しているわけです。写真には撮れませんでしたが、これらミニポストから郵便局員が取集している現場も目撃しています。

次回はいよいよ熊野本宮大社です。