ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから2年以上が経過し、ウラジーミル・プーチン大統領は15-17日投票の大統領選挙で事前の予想通り圧勝したと報じられています。まったくもって戦争終結の糸口が見えて来ない中、ローマ教皇フランシスコがスイスのラジオ局によるインタビュー中、ウクライナに対して白旗をあげる勇気を持って交渉に臨むよう促しました。
この発言がウクライナに降伏を求めていると批判を受けたため教皇庁が釈明に追われましたが、他ならぬカトリック教会のトップが誤解を招くような発言をすること自体が大問題で、いくら取り繕おうがローマ教皇の本音はウクライナの降伏による戦闘停止を望んでいると解釈されても仕方ありません。政治家がいくら失言を撤回したところで本音は撤回前の発言です。かつてローマ教皇ピウス12世がナチス・ドイツによるユダヤ人迫害をはっきり批判をしなかったという前例もありますので、今回のプトラー(=プーチン+ヒトラー)擁護の見解に驚きはありません。そもそもロシアやウクライナにカトリックの信者は少なく、所詮は他人事です。
さて、ロシアによるウクライナ軍事侵攻から2年を迎えたことの切手がリベリア名義で発行されています(発行日は不明)。今回の戦争に登場している様々な兵器やウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン、それに北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が描かれています。となると、我らが岸田文雄総理を含むG7の首脳は…?
右下の枠外にいたーっ!