23日はアメリカ海軍横須賀基地(横須賀海軍施設)の一部が開放されるイベント『日米親善よこすかスプリングフェスタ 2024』が開催され、当選したので参加してまいりました。昨年も参加していますが、あれから1年が経過し、他の在日米軍基地では郵便ポストの使用制限などいろいろな変化が見受けられたため、横須賀基地に関しても確認も兼ねて参加してきました。
通常であれば京急本線の横須賀中央駅から徒歩なのですが、今回は寄るところがあったので手前の汐入駅で下車します。駅前には横須賀汐入郵便局がありました。営業していれば風景印をもらうところでしたがこの日は土曜日でお休み。えらくおしゃれな外観の郵便局でした。
さて、今回は12時から13時の間の入場枠に当選したのですが、ほぼ時間通りに入れたので運用もなかなかこなれてきたようです。それにしても去年も雨でした、雨というより豪雨でしたが。
これが横須賀基地内にある郵便局で、外観は去年と変わりません、相変わらず黄色テープが張られていて、ここからさらに建物に近づくことはできません。
しかし中から人が出てくるので営業はしていることがわかります。本当もう、ここでアメリカ切手を買わせてほしいところなのですが、しかし考えてみればそもそも軍事郵便局なので仮に建物の中に入ったところで何かを買えるとは限りません。横須賀基地では開放区域にはありませんが、他の在日米軍基地だと例えばNEX(Navy Exchange)という軍属向けのスーパーマーケットを見かけることがあります。そこで買えるのは文字通りアメリカ軍の関係者だけで、例えば米軍基地での労務に携わっている日本人(LMO=駐留軍等労働者労務管理機構に所属)であっても買えません。
だったら何も買えなくてもいいから、せめて私書箱がズラッと並んでいるところだけでも見学してみたいのですが、これはそもそもニーズがないので主催者の横須賀市も、協力する米軍横須賀基地もそんな企画を考えつくわけがないのです。今回の開放イベントは2万3000人が参加したとのことですが、そんなのを希望するのは私含めて10人もいないでしょうな。
さてむしろこちらが本題の郵便ポスト。去年と同じ場所に佇んでいました。今回は投函する郵便物は持ってきていないので見てるだけ。
米陸軍キャンプ座間のポストのように、利用を軍属に限るといった注意書きは貼られていないようです。やはり基地によって対応が統一はされていないようです。先程の基地内スーパーと同様で、基本的には軍属向けのサービスなので部外者が勝手なことはできないのでしょうが。
というわけで今後とも継続的に観察していきたいと思っているのですが、しかし昨年春より一般開放イベントに時間帯別の抽選制を実施している横須賀基地で言えば、実は昨年10月の一般開放イベントにも応募したのですが、そちらは落選してしまったため中には入れなかったのです。こうなると運も味方につけなければならないわけで、もうLMOに転職して横須賀勤務になるか、横須賀所属の米軍人とコネクション作ってエスコートしてもらったほうが早いのかもしれません。どうすればいいのか皆目見当もつかないのですが。
帰りは横須賀中央駅から帰ったので、その途中で横須賀郵便局を見かけました。