アメリカ合衆国記念印、1年かかって返送

8日に予想だにしなかったものが横浜の自宅に届きました。

昨年(2023年)3月の横須賀海軍施設(アメリカ海軍横須賀基地)の基地開放イベント時に、基地内の郵便ポストに米本土向けの郵頼を何通か投函しました。そのうちの一つがコネチカット州ノーウォークの押印センターに郵送され、現地開催の切手展『NORPEX 2023』の記念印が押されたまではいいのですが、どういうわけか1年後の今年4月29日にニューヨーク州ウェストチェスター郡を経由し、5月に日本に到達したのです。この1年間、一体どこを彷徨っていたのでしょうか。

正直な話、昨年3月に投函した時には全て無事に日本に返送されてくるとは思っておらず、時間がかかることも予想されたのであえて返送状況を把握してはいなかったのですが、しかしまさか1年間もかかるとは…ちなみに、今年の切手展『NORPEX 2024』は3月9日に開催済みで、今年も記念印が使われていますが、郵頼はしていません。

今年分の押印作業が始まった際に、返送し忘れていた昨年分の郵頼はがきが発見されたということなのでしょうか。ちなみにアメリカの絵入り消印(Pictorial Postmarks)は日付が固定されているので、昨年分の印顆が残っていれば、仮に昨年押し忘れていたとしても、今年押印して返送するということも原理的には可能でしょう。

まあ、郵頼は本来このくらいおおらかな気持ちで構えているべきなのかもしれません。