アメリカ海軍横須賀基地訪問(その2)

25日開催の横須賀海軍施設(アメリカ海軍横須賀基地)における『日米親善よこすかスプリングフェスタ 2023』参加目的は郵便局の所在確認と、郵便ポストへの投函でした。郵便局については前回ご紹介しましたが、今回は郵便ポストです。

当日は雨が降りしきり、時間帯によっては嵐に近く、基地内を探し回るのはつらいものがありました。何よりも基地内をウロウロしていることで怪しまれないか心配だったのです。同じく一般客として入場している他の日本人ならともかく、訓練された軍人ならば怪しい動きをしている輩を目ざとく見つけて制圧するのは朝飯前でしょう。なので早く見つけたかったのですが、どこにもないのです。

これはもしかして開放されている範囲内に郵便ポストがない可能性もあると思い始め、途中で誰かそのへんの米軍人か基地スタッフに頼み込んで持ってきた郵便物を代わりに投函してもらおうかと真剣に考え、そのために買収用のコーク缶までカバン内に忍ばせていたくらいです。基地内という特殊な場所であることに加え、アメリカ郵政と日本郵政では郵便ポストを設置する基準や感覚が違うのだろうと痛感しながら歩き回ること1時間、ようやく見つけたのがこれです。

別に軍事機密ではないと思いますが(そもそもそんな場所は一般に開放しないでしょう)詳細な場所は一応伏せます。この郵便ポストを見つけた時はもう思わず声が出て駆け寄ってしまいました。それこそ軍人に見られていたら怪しまれていたことでしょう。だって単なる郵便ポストだものね、でも妙に感激です。

外観は大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)内にあるアメリカ郵政仕様の郵便ポストとだいたい同じですね。胴体のシールは微妙に違いますが…それと、当然ですがUSJのポストは郵便物を入れる口が開けられませんが、ここ横須賀基地にあるポストは開けられます。

あまり郵便ポストに執着して軍人から怪しまれても困るので、写真撮影もそこそこに用意してきたアメリカ切手を貼付済みの郵便物をポストに投函して、これで目的は達成です。今回は日本国内宛のハガキと、アメリカ本土向けの郵便物を投函してみました。これらについては、また別途、ご紹介する機会があるでしょう。すべての結果が出るのはしばらく先と思われます。

結局、郵趣目的については1時間半足らずで達成してしまいましたので、あとは基地内での飲食を楽しみつつ基地を後にしました。次号は…投函郵便物に動きがあり次第