先週末にアメリカ合衆国から衝撃的な写真が全世界に配信されました。
これねえ。
この暗殺未遂事件をもってドナルド・トランプ前大統領が今年11月の大統領選挙に勝利するのは確実だと言う向きもありますが、個人的には早計だと思います。投票日まではあと3カ月半ありますし、選挙は最後まで何が起きるかわかりませんので。
とはいえ…いかにもアメリカの(特に保守層の)人たちが好きそうな写真に思えるんですよね。強いアメリカの体現といいますか。対抗馬で現職のジョー・バイデン大統領は先月の討論会での失敗が未だに尾を引いていますし、これ以上弱々しいイメージを与えてしまうと選挙戦からの撤退圧力も含めてかなり厳しくなるんじゃないでしょうか。
選挙の行方は不明ですが、この写真は今年のピューリッツァー賞の最有力候補ではあると思います。と思ったらこの写真を撮影したエヴァン・ヴッチ(Evan Vucci)氏ってAP通信の一員として既にピューリッツァー賞(ニュース速報写真部門)を取ってるんですね。一瞬のシャッターチャンスをモノにする能力が段違いなんでしょうね。
ちなみのこの写真を使ったガイアナ名義のPスタンプが早くも切手代理発行エージェントより発売を開始しています。そのうち正刷切手も出るでしょう。入手したらまた別途、ここで取り上げようと思います。
これはトーゴ名義で2021年8月3日付で発行された、ドナルド・トランプ生誕75周年の切手です。1枚目のシートはパーソナルなもので、枠外には1988年のキャデラック『トランプシリーズ』やTRUMPのロゴをでかでかと貼り付けたボーイング757(N757A)機、それにトランプのハリウッド・ウォーク・オブ・フェームが描かれています。2枚目にはトランプ前大統領の他に関係の深い人物として前任のバラク・オバマ元大統領ジョー・バイデン現大統領、メラニア・トランプ夫人、それに副大統領としてトランプに仕えたマイク・ペンスが描かれてます。
そのトランプ前大統領、15日にウィスコンシン州にて開催された共和党全国大会にて正式に党の候補者に指名されました。この切手発行から3年が経過していますので御年78歳、しかしこのタフさは凄まじいものがあります。