10月1日より郵便料金が値上げされるのを前に、きょう2日に日本郵便が新規の普通切手やはがきを発行しました。従来の普通切手のフォーマットに従っていないので、2014-15年以来10年ぶりに普通切手そのものが刷新されることになると思われます。紙幣は20年で刷新されましたが、普通切手は10年でした。まあ、最近は偽造切手がヤフオクなどで販売されているのが報告されていますしね…。
初日印を求める方は全種類を購入したのでしょうが、私といえば初日印にこだわりはないので、ひとまずすぐ使うであろう第二種郵便物(はがき)用の85円を中心に買ってきました。あとはねえ、どうせ今後バカみたいに買うのでね…。とか言ってると1年経っても2年経っても買わないので、まあ半年以内には全種類揃える予定です。
切手を傾けてみると偽造防止用の仕掛けが見えます。これまでは桜でしたが、今回からは日本郵便のJPマークが入っています。ちなみに110円切手にも入っていますが、慶弔用切手には入っていません。
85円普通切手はシートで、慶弔用85円は10枚だけ買ったのですが、よく見てみると慶弔用切手の計数番号は普通切手と異なる位置に配置されているのがわかります。
今までの普通切手と比べて物足りないデザインと思われる向きもあるようですが、普通切手はとにかく使いやすいことが重要で、字が読みやすく、区別しやすければそれでいいと考えています。なので、むしろもう少しデザインをシンプルにしても良かったかなと思います。理想は1945年に発行された台湾地方切手や、2017年に発行された初代のシンプル切手ですね。とにかく、これから更に高齢化が進めば切手の字が小さくて読めないという人が増えていくんですから。凝ったデザインは特殊切手で実現すればよいのです。