『第59回全国切手展<JAPEX2024>』は3日間の日程を無事終えました。
この次に浅草に来るのは来年(2025年)4月のSTAMP-SHOW(スタンプショウ)でしょうか。その日程については開催場所である東京都立産業貿易センター台東館より、既に4月11日から13日と発表されています。これは日本橋のロイヤルパークホテルにて同時期に毎年開催されている『東京国際コイン・コンヴェンション』(TICC)と日程が被るのを回避する意図があると思われます。当然のことながら先方とは日程の調整がついていると思われます。まさか切手趣味週間の時期をわざわざ外したのに、先方も重複を嫌って日程を早めて結果的に被っていたら、もはや笑い話にもなりません。
おそらく郵趣の世界にいる人からすれば、STAMP-SHOWはTICCと日程を被せるのはやめたほうがいい、というのは誰しも思ったであろうことで、私も同じようなことをウェブログに書いています。その理由としてはSTAMP-SHOWがTICCと比較されるのは得策ではないこと、またディーラーズ・ブースがTICC側に流れてしまうという懸念を挙げました。主催者である日本郵趣協会(JPS)からすれば、後者は特に大問題だと思います。
しかしこの日程に変更して憂いなし、というわけでもありません。最終日の4月13日が何の日かご存知でしょうか。そう、大阪・関西万博こと2025年日本国際博覧会が開幕する日なのです。会場内には既に郵便局が2箇所設置されることが発表されています。この日に押印関係に勤しむ切手商や郵趣家は少なくないのでしょうか…もっとも、記念押印のためドバイまで行ってしまうくらい日本で最も現行切手の押印関係に熱心であろう例の切手商は、元からSTAMP-SHOWには出展していませんが。