14日午後1時45分より、テレビ朝日にて『東京サイト』が放送されていました。今回の副題は『物流の効率化 再配達の削減』です。
そういえば一時期、再配達が問題となっていました。単純に考えて再配達にはそれだけ人員や燃費などが余計に必要になるわけで、最近では置き配やら宅配ボックスやらが一般化してきました。番組では再配達に必要な労働力は年間でドライバー約6万人分にも相当するという国交省の試算が紹介され、日本郵便の再配達削減に向けたサービスを取り上げています。
荷物の配達予定日時を通知するサービス『eお届け通知』やら、場所が指定できる置き配などが紹介されており、試みはとてもいいと思うのですが、しかし特にeお届け通知について申し上げれば、まだまだ漏れが多い(個人的な感想)。実は似たサービスをヤマト運輸もやっています。こちらは届けられる荷物が事前にほぼ通知され、受け取り時間の指定変更も可能なので便利なのですが、これすら百発百中ではなく、たまに漏れが発生していきなり荷物が届くことがあります。それでも、次第に漏れは減りつつあるように思います。
振り返って日本郵便はどうでしょう。荷物に書かれた住所からこちらのIDの住所を紐づけて事前の配達予告を可能にしていると思うのですが、紐づけがまだまだ甘いのではないでしょうか。日本は住所の書き方が何通りもあるというエンジニア泣かせの非常に難しい国ではありますが、しかしせめてヤマト運輸レベルには追いついてもらいたいところです。しかし、例えばこのウェブログで3年半以上も前に書いた、eお届け通知がいかにダメかという記事(主題は配達依頼受付ができないという点なので今回の話とは異なる)が未だにそこそこアクセスがあるようで、日本郵便の提供するDXサービスに不安や不満を持っている人は多いのではないでしょうか。