2024年11月30日、上海市内にある郵政博物館を訪れた私はまず正面玄関の東南門でなく東北門に到達しました。
ドアをくぐると右には段ボール箱に囲まれたおっちゃんが机の前に座っており、建物内に入る人を見ているのか見ていないのかよくわからない態度でじっとしていました(さすがに写真に撮るのは憚られたので自粛)。皆さん特に断りを入れずに中に入っているので、私もそそくさと通り過ぎて足早に階段を上がって2階に行きます。入口の手前に、なーんか嫌な案内が出ているのが気になりましたが…。
ここは郵政博物館であると同時に、現在も営業している上海邮政总局(上海郵便局)でもあります。2階は郵便局の窓口があるだけでなく、中央の広いスペースで切手に関するグッズが大々的に販売していました。そういえば東京中央郵便局も色々なグッズが売っていますねが、東京中央の場合は切手の他に様々な物産も売っている一方、こちらの販売物は切手に寄っているようにも思いました。ちょうど開催中の国際切手展に関する看板も立っていました。
そして今回の上海滞在中にあちこちで見かけた、記念スタンプ押印の現場。どうも中国の方はこういう(消印ではない)記念スタンプを押印するのが非常にお好きなようなのです。実はここに来るまでにも切手展会場などでも目撃しているのですが、これはまた別途ご紹介することにいたしましょう。以下、次号。