上海市の郵政博物館訪問(その5、後編開始)

11月30日に上海市内にある郵政博物館を訪れた結果、展示コーナーは12月1日より再開するという案内を見つけ、半ば絶望的な気持ちでその日はすごすごと宿泊先のホテルに帰ったのですが、一息ついてこれは明日も行って展示再開初日の様子を見なければ上海に来た意味がないのではないか? と思い始め、翌日のスケジュールを組み直して12月1日も再び郵政博物館を訪れたのです。

そしてやってまいりました12月1日、この日も切手展会場を訪れたあとに再び郵政博物館を訪れたのです。今回の上海滞在4日間でありがたかったのはいずれも好天に恵まれたということです。これは郵政博物館の近くにある郵便ポストの写真なのですが(以前掲載したものとは異なる)、この写真からも当日いかに上海市内が晴れていたかがおわかりいただけるかと思います。昨年(2023年)8月の台湾・台北は午後になると大雨が降り、その翌月の広島は往路で大雨が降り飛行機が飛ばず急遽新幹線に切り替え、今年8月の大阪は台風接近で関西訪問を中止…と、ここ最近、私が遠出しようとすると必ず天候が崩れていたのです。

この日は一応、正面玄関である東南門から見てみましたが、やはりここからは入れず。昨日見たのと同じ案内と、『郵便窓口は営業中、天潼路395号から入ってね~』という案内が置いてあります。天潼路395号とはつまり、昨日と同じ場所です。上海市では地図を読むうえで通りの名称が重要になります。

昨日と同じ東北門から中に入り、階段を登り2階へ。すると昨日は閉ざされていたドアが開放され、展示コーナーに入ることができました。次号よりいよいよ具体的に中身をご紹介しようと思います。