昨年暮れに期間限定の初日カバーを入手したのでご紹介しようと思います。
期間限定とはなんぞや?と思われるでしょうが、これです。
南スーダンは昨年(2024年)7月9日に独立13周年の切手を発行しました。その初日カバーだと称するものなのですが、消印をよく見ていただくと…
なんと、十の位の『2』が消えていて読めません。なので2034年7月9日以降、この消印が2024年なのか、2034年なのか、わからくなるのです。先程も述べたように、この切手自体は2024年7月9日の発行なので、現時点(2025年1月)では2024年以外はありえません。しかし、それも2034年まで。故に10年限定の初日カバーなのです。まあ、こういう代物なので私のところに転がり込んできたのです。
普通はこれを初日カバーとは扱わないと思いますが、縁あってせっかくいただいたものなので、なんとかしてこれが2034年7月8日以前には既に存在していたことを永久に証明できる仕掛けを作ってやろうと思っているのですが、単にスキャン画像では改ざんの可能性が否定できないでしょう。やはりブロックチェーン上のデータにするしかないでしょうか。
ちなみにこの初日カバーが送られてきた封筒にはばっちり2024年7月9日付の押印が行われており、初日カバーなのは間違いありません。この初日印自体はCTOで、その封筒を利用してウガンダから日本に国際郵便で送られてきたものです。現在、南スーダンは国外に直接国際郵便を送ることはできず、ウガンダやケニアなど周辺の国家を経由してやり取りを行っているそうです。