大阪・関西万博①EAST郵便局外観

13日に大阪市大阪府の夢洲にて大阪・関西万博が開幕し、その1日目と2日目に訪問してきた様子をその日のうちに速報でお知らせしました。とはいえ、速報は文字のみ。写真もたくさん撮ってはいたのですが、現地で編集ができなかったので画像の一つもアップロードできず、すべて今日以降の記事にて紹介することとしました。というわけでしばらくは万博の記事がメインとなる予定です。もちろん基本的には郵趣に関係のある話題のみですが、これから万博に行こうという方の一助になれば望外の喜びです。

さて開幕日の13日、大阪メトロの中央線に乗り込み、万博会場にアクセスするため新設された夢洲駅に降り立ち、万博会場へと入りました。しかしここで荷物検査に時間がかかります。検査自体は昨年(2024年)11月に上海を訪れた際の方式と似ているのですが、上海では全ての荷物をドンとベルトコンベアに乗せればよかったのに対し、今回は腕時計やパソコン、タブレット、飲み物などをカバンから出してトレイに乗せなければいけないのです。おそらくこのルールが徹底されていないので時間がかかりました(もちろん案内表示はある)。

それと、荷物検査のレーンは全部で30近くあるのですが、2つの列が合体して吸い込まれていくレーンと、1つの列だけのレーンがあります。後者の方が当然のことながら人が少ないので進みが早いのです。なので、検査レーンの変更ができなくなる前に早い列を見極めて移動するのがポイントですが、このあたり、いずれ運営が対応してくれるといいのですが。

荷物検査のあとは入場チケットの確認です。電子チケットなのでスマホにQRコードを表示させればOKなのですが、人が多ければ通信も滞り、結果として表示が心もとなくなるので、事前に紙に印刷しておくのがベストで、せめてスマホにてスクショしておくとよいでしょう。

荷物検査からチケット確認の長い長い待ち行列を抜けて、いよいよ会場内に入ります。これが色々と話題になっている大屋根リングです。聞きしにまさるデカさなのでなかなか感動します。ここを通り過ぎれば大半のパビリオンが集まっている区域に入るわけですがここは郵趣ブログ。まずはリングの外側にある郵便局に向かいます。万博会場は東西にそれぞれゲートがありますが、郵便局はゲート付近にあり、いずれもリングの外側です。此花郵便局の分室ということですが、公開されている話ではないと思います。

東ゲート付近にあるのがこの『EXPO2025 EAST郵便局』です。郵便局単独の建物ではなく、建物の一部に郵便局が入っているという形です。それはいいのですが、外壁には郵便マーク(〒)も郵便局という文字も掲げられておらず、一見すると現地の日本人でも郵便局であることが分かりづらい。いわんや外国人においてをや。自動扉の上にかろうじて『Play! 郵便局』と書いてありますが、これは近づかないとわかりません。せめて外壁にPost Officeとでも書いていればねえ、と思うのですが。

なので初日は記念押印のための列を見て、これは何の列なのかを列案内している局員さんに尋ねている人を多く見ました。そう、初日は大変だったのです! 以下、次号。