30日に日本郵便から朗報が届きました。今年(2025年)4月11日に発行された特殊切手『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』が好評につき追加発行されるようです。購入可能となるのはこのニュースリリースが発行された30日以降で、追加発行枚数は50万シート。4月発行の際には50万シート発行されているので、さらに倍、発行されることになります。往年のクイズ番組のように『倍率ドン、さらに倍!』と売上が増えていくことを期待しています。
特殊切手の追加発行
(日本郵便ニュースリリース、2025/5/30)
https://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2025/0530_01.html
さらにこのニュースリリースでは、大阪・関西万博内に設置されている2つの郵便局には十分な在庫を確保しているとも書かれています。せっかくの万博会場内の郵便局で売り切れは許さないという日本郵便の意気込みが見えます。素晴らしいことです。
当ウェブログでも書きましたが、開幕した4月13日は大雨の中、郵趣家が記念押印を求めて万博会場内の郵便局2局に長蛇の列を作りました。以降は落ち着いているようですが、SNSを見ていると、次第に郵便局で記念押印するという楽しみ方を知る人が徐々に増えているようです。それは今回の万博だけにとどまり、以降の新切手発行の押印にはつながらないかもしれませんが、しかし今回だけでも、記念押印という形で切手の売上が増えるのは良いことです。
少なくとも万博開催中は万博の切手は売れると思いますので、ここで売り切れを生じさせてしまうのは機会損失にほかなりません。今年発行の万博切手だけとは言わず、郵便料金値上げによって単独では記念押印してもらえなくなってしまった、昨年(2024年)に発行した寄附金付切手も84円から110円に訂正して再発売するのはどうでしょう。久々に来た売上増のチャンスを逃してはならないのです。アメリカ共和党でここ十数年使われているスローガンを借りれば『Print, baby, print!』です。