手紙にウイルス感染リスクがあると認識し始めた人たち

11日、日本郵趣協会(JPS)がとあるツイートを行いました。新型コロナウイルスは手紙や荷物にて長時間生き残れないとする調査結果を踏まえて、外出自粛で「人と会うことが難しい」中、「手紙のやり取りは安全で有効な方法」と主張するものです。

このツイートに対して、以下の二つの全く違う反応がありました。

①手紙っていいよね!
②手紙より電子メールやLINEのほうがウイルス感染の確率は低いのでは?

JPSのツイート内容も、①も、②も、間違っているわけではありません。しかし、これだけ正反対な反応があるのです。

一番気になるのは、JPS自身は果たしてこのような反応が返ってくることを予測していただろうか?ということです。①のようなリプライで埋め尽くされればJPSの目論見通りだったと言えるでしょうが、しかし真っ先についたレスは②のようなものばかりでした。

手紙のやり取りにリスクがある(かもしれない)。だから、やはり電子的な方法のほうがいい。

このような認識が世界規模でどんどん広まれば、それこそ郵便制度自体が大きな転換点を迎えるでしょう。まさに先日、『COVID-19が郵趣にもたらす影響』というブログ記事の中で書いたとおりです。個人的には、上の②の意見がさらに多くなっていくのではないかと思っています。

荷物は電子的な方法では送れないのでどうしようもないのですが、しかし最近は対面を避けるために、置き配をどこの運送会社でもやっています。玄関口で受け取り印をポン、という機会は今後、ウイルス収束後も減っていく気がしています。なにしろ、いちいち捺印をする必要がないということがこれほど楽なのかということを国民が認識しつつあるからです。日本より厳しい状況になっている欧米諸国での郵便リスクに対する認識が気になるところです。

新型コロナウイルス流行はいずれ収束するでしょうが、その後の世界は激変するだろうという主張を色々なところで見かけるようになりました。それは郵趣の世界も同様でしょう。