かつての切手帳の代わりに来たもの

2017年に中国で発行された丁酉年賀の切手帳です。最近、日本でこういう切手帳…先月発売された『日本の建築シリーズ』のような高額面切手を数枚だけ収録したものではなく、一昔前までゆうペーンなどと愛称がつけられていたような、持ち運びにも便利な切手帳をここでは意図していますが、そういう切手帳が出てないなぁと思ったのですが、考えてみれば現代ではグリーティング切手など、10枚1シートのシール式切手がその役割を果たしているのですな。ここ最近の『ふみの日』切手や、去年10月に出た『和の食文化シリーズ 第3集』など、折りたたむこともできますしね。在庫がなくなれば基本的には終売となりますが、次々に新しい切手が出るためシール式切手シートそのものが無くなることはありません。

まあ、以前のようなゆうペーンが出ないのは、そもそも持ち運びに便利なような切手帳の需要そのものがもはやない、という事情があるかもしれません。