中国の天文現象切手

先月、アメリカのスペースXが開発した有人宇宙船『クルードラゴン』がいよいよ運用段階に入りました。中華人民共和国は月面に無人探査機『嫦娥5号』を軟着陸させサンプル採集に成功、また昨日には日本の小惑星探査機『はやぶさ2』が採取した小惑星リュウグウの砂が入っているカプセルが無事にオーストラリアのウーメラ砂漠に着陸しました。これらは成功の話ですが、プエルトリコにあるアレシボ天文台が老朽化により崩壊するというニュースもありました。いずれにせよ宇宙に関するニュースは世の中の関心を引きます。

切手の世界でも宇宙は人気のジャンルです。特殊切手『天体シリーズ』第4集、特別切手帳の詳細が先日発表されましたが、来年(2021年)2月3日の発売予定なので…今年6月21日に中華人民共和国から発行された『天文現象』の切手をご紹介します。日食、月食、流星雨、大彗星、水星の太陽面通過が描かれているのですが、ホロプリズムが使われています。日本の天体シリーズもそうですが、宇宙に関する切手はホログラムやホロプリズムが使われるケースが多い気がしますね。宇宙ネタと相性が良いということなのでしょう。