ぽすくま1円などシンプル切手の『初』

発売前から話題沸騰! 最近では、ここまで世間で広く注目された特殊切手も珍しいかもしれません。14日発売の『グリーティング(シンプル)』切手は、1円と84円の2種類。特に1円は、ぽすくまが意匠に採用され、前島密ではない1円切手は1947年の『日本国憲法施行記念』以来74年ぶりとなりました。

今回は初めてづくしで、初の1円シンプル、初の一桁額面シール切手というだけでなく、実は1円のJoh. Enschedé(ジョー・エンスケデ)、84円のPhilaposteは両社ともこれが初のシンプル切手となります。カルトールや凸版はすでに発行実績があり、最近の日本切手を印刷している業者で言えばあとは国立印刷局だけが未経験となります。また同時発売のシンプル切手で複数の業者が製造したのも今回が初です。そういえばPhilaposteは@表記(Phil@poste)をやめたんですね。

せっかくなので普通切手の前島密1円切手も買いました。1円切手は最安値であるがゆえにもっとも手に取りやすく、目に付きやすい存在であり、その意匠を担うのは重責です。前島密とぽすくまが1円切手のダブルセンターを張る日が来るとは、感無量ですね。