史上初・7/21(水)発行のふみの日切手

今年は7月23日が東京オリンピックの開会式のため体育の日改めスポーツの日が10月からこの日に移動し、その影響で今年の『ふみの日にちなむ郵便切手』は21日に発売されました。ふみの日切手が7月21日に発売されること自体は珍しくはなく、1989年、1995年、2000年、2006年、2017年、そして今年2021年で6回目です。しかし過去5回は7月23日が日曜日にあたるために繰り上がって21日になったパターンで、いずれも金曜日でした。今回は22、23日がいずれも祝日になったパターンで、そのため水曜日である7月21日にふみの日切手が発行されたのはこれが史上初です。今後、『7月21日(水)』発行のふみの日切手発行されることはないでしょう。ちなみに昨年(2020年)は同様の理由で、史上初めて水曜日である7月22日にふみの日切手が発行されました。

さてふみの日切手といえば折り畳める方式がすっかり定着しましたが、ここ3年はサイズも統一されています。それより前は年によって大きさがバラバラで、アルバムに整理するのにいまいち統一感がない状況でした。これぐらいのサイズが一番いいんじゃないでしょうか。

今回の63円シートは山間の暮らし、84円シートはレトロな街並みが題材とのことです。しかし、個人的には両方とも縁遠くなりつつあります。これらの風景が、いつまで懐かしい光景として日本人に記憶されるのでしょう。