空路に制約かかる中、ロシアから郵便が到着

先日はフランスからの郵便物をご紹介しましたが、今日はロシアからの郵便物です。時節柄、ロシアネタはちょっと話題にしにくい感がありますが…、まあ郵趣アイテムに国境なしということでご諒解いただきましょう。いや郵便物にとって国境はめちゃくちゃ重要なんですけどね。今やウクライナ戦争の影響で自国の空域をロシア機が通過するのを禁止する国が多く、またロシアの空域を敬遠するロシア国外の航空会社も増えています。要するに空路にかなりに制限がかかっている状況、しかも差し出し国は戦争当事者のロシア。よく届いたものです。

これは本日ロシアより届いた郵便物です。3月1日差し出しでほぼまる1カ月かかりました。3月3日にウラジオストクに到着したのを最後に消息を絶っていたので、ああこれは戦後まで配達は無理かも…とまで思っていたのですが、ようやく届いてくれました。

これが切手拡大部分。消印は3月1日付、まさにウクライナ戦争中です。前回のフランスからの郵便物のような消印漏れはないどころか、1枚の切手に複数の消印があったりします。

しかしまぁ、この上段中央の切手の破れ具合ね。この切手はのり式ですが、裏面全て湿らせてびっちり貼っているわけではなく、この部分は封筒とくっついていないので、おそらく郵送中に破れたのでしょう。1カ月かかったが故の大傷なのでしょうか。さすがに差し出し時にここまで破れてたら郵送できないとは思うのですがね…。

中身はロシアの最新切手。これはいずれまたご紹介する機会もあるでしょう。