ニュージーランドのオークランドで国際切手展『NZ 2023』が開催されるまで、あと2カ月となりました。日本人による本格的な、現地観覧も含めた国際切手展への復帰となることを期待しています。今はもう海外渡航を考える上で新型コロナウイルスに対する懸念も一時期よりはだいぶ低くなったように思います。それより頭が痛いのは円安気味であることによる割高感でしょうか。
さて、これは1988年4月14日にリベリアで発行されたソウルオリンピックの切手なのですが、中央の切手の周囲には1988年に開催される切手展のロゴが描かれています。見たところドイツ、韓国、チェコスロバキア、オーストラリア、イギリス、そしてフィンランドで開催予定の切手展のロゴが散りばめられています。
おそらくこれら切手展で販売することも念頭に置いていたのではないかと思います。ちょいと節操がないようにも思いますが、まあ過去の切手展ロゴを上から加刷して訂正するよりはマシでしょうか。