2023年『切手趣味週間』切手帳

20日の郵政記念日に特殊切手『切手趣味週間』と、それを収めた通常版切手帳が発売されました。いつものように事前に銀座郵便局へ郵便振替で通販をお願いしていたので、翌21日に無事に到着しました。なお、切手帳には特別版があるわけではありません。以上、ここまでは去年と全く同じ文章です。だって書くこと変わらないんだもの。

しかし、変わるものもあります。

今回は切手発行案内が3月末を持って終了した旨の告知が入っていました。銀座郵便局への新切手予約を行った際には新切手と同時に発行案内も1枚同封してくれていたのですが、当然のことながらなくなりました。4月発行分の新切手で銀座郵便局に予約を入れたのはこれが最初だったのですが、既に発行された4月の新切手2件についても同様の措置が取られているのでしょう。

しかし何と言っても切手趣味週間は毎年、シートも単片も大きさが違うのですよね。同じく毎年恒例となっている裏のり式切手の国土緑化、国際文通週間、国民体育大会の切手はたまに仕様が変わるだけで、数年間は同じスタイルが続くのとは対象的です。切手アルバムに貼り込む際のレイアウトを考えるのが大変だと思うのですが、もう今どきこんなことで悩むのはボストーク日本切手アルバムを作っている郵趣サービス社だけなんでしょうか。

さて今回の切手趣味週間は『婦女遊楽図屏風(松浦屏風)』から2種、そして『舞踊図屏風』から1種の切手が作成されています。いずれも作者名が書いていないので不詳なんでしょう。前者は1975年、後者は1961年の切手趣味週間に続く再登場です。