厚木海軍飛行場訪問(その2)

前回の横須賀もそうなのですが、厚木基地内のアメリカ郵便公社(USPS)郵便局の場所自体は訪問前にわかっていました。これはGoogleマップにバッチリ載っているからです(誰が載せるんでしょうねこういうの)。しかし横須賀の場合は黄色テープが張られ近づけないようになっていたため、今回の厚木もせめて遠くから存在を確認できればな~程度の思いで向かったわけなのですが、

普通に行けちゃうんですねこれが。

しかも手前にはさっき散々探しまくった郵便ポストまでありました。先ほどのポスト同様、郵便物入り口にはストッパーがありますがもちろん投函は可能のようです。最初からこっちに来てればあんなに郵便ポストのために歩きまくる必要はなかったのかと少々ガックリ来ましたが、まあ同じ基地内で使えるポスト所在地が複数わかっていれば色々と便利ではありましょう。

気を取り直して郵便局に接近してみましたがこの日は休業日。なので誰もおらず、自動ドアが動いてはいましたがもちろん窓口は閉店、中にあるドアは閉ざされていました。なので直接見られるのは私書箱の棚だけです。とはいえ監視カメラが回っているので下手なことはできません(するつもりもありませんが)。

これは入口前に敷かれているカーペット。

入り口右側には星条旗新聞のスタンドがあり、中には日本・沖縄を紹介する趣旨の新聞やパンフレットが入っており、無料版なので自由に取ることができます。パンフレットは電子版がウェブサイトで公開されているので同じものを読めます。

Welcome to the Pacific
https://epub.stripes.com/?issue=Welcome-to-Pacific-JO_120522

右側に回ってみたところ。

それにしても切手の自動販売機くらい設置してくれればいいのに、米ドル建てでいいからアメリカ切手を売って欲しいと思うこと頻りでした。USPSがebayでの切手販売を終了し通販を事実上アメリカ在住者に限定してしまった今、額面で買える環境を欲しているのですが、なかなかうまくはいきません。横須賀の軍事郵便局ほどではありませんが、ここも近くて遠い郵便局です。営業中の姿を見ることができる日は来るのでしょうか。ほんともう変なことしないから一度でいいから見てみたい。

ネット上や、それからおそらくは各種郵趣雑誌などでも在日米軍基地内の郵便局や郵便ポストの情報は過去様々な方が言及されてきているようですが、それらは断片的であったり、古かったり、検索できなかったり、簡単には閲覧できなかったりと非常に使いにくい状況にあります。軍事基地内の情報を大っぴらに公開していいのかという懸念はあるでしょうし、郵便局やポストを使える・使えないというのは在日米軍のさじ加減次第という難しさもあるとは思います。なのでこうして実際に現地に来て確かめることには大いに意味があります。

前回、ポストに投函した郵便物の押印結果は次号