台湾・台北にて開催されていた国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)はきのう15日をもって5日間の日程を終えましたので、現地で見聞きしたことなどを書いていこうかと思います。
さて先日も書いたように中華郵政(台湾郵政)は切手展初日の11日と2日目の12日に記念切手を発行し、また切手の題材にもなったサンリオキャラクターのグッズも多く販売したこともあり販売ブースには長蛇の列が形成されました。初日は私も11時25分くらいからずっと並んでいたのですが、なかなか進みません。
中華郵政の名誉のために書いておくと、これは中華郵政の手際が悪いというより、一人一人が買う量が多いため時間がかかっていたようです。基本的に奥に販売レジが4つありましたが、その手前ではグッズの実物を見ることができるコーナーがありました。グッズのみであればここでも買えたようなのですが、よくわかりません。
購入票に記入してずーっと待っていたところ、12時10分すぎに中華郵政の局員が何かを配り始めました。上記写真でダンボールを持っている、緑色の制服を着た女性が配布を行った局員さんです。
これをもらったとき、私は『お菓子かな?』と思ったのです。日本で言うハイチュウとかガムとか、そういうのが入っていると思い込んでしまったのです。側面には蜂の絵なんて描いてあって、はちみつレモンのキャンディみたいなものが入っているのかな? と想像だけは膨らみます。
ところが箱を開けて中を見たら、こんなのが出てきました。こ、これはもしかして…
箱に書いてある『白人蜂膠牙膏』という文字を見てもうピンとくると思います。そう、これは歯磨き粉なのです。待たせているお詫びに配布するものが歯磨き粉とわかりひっくり返りそうになりましたが、しかしそもそもこれはお詫び目的の配布物ではないのかもしれません。
ちなみにこの箱を見ればおわかりのとおり、中華郵政が最近始めたi郵箱というサービスやVISAカードを宣伝するためのグッズでした。臺北郵局と書かれているので、おそらく台北郵便局(郵局)で配られているのでしょう。うーん、一筋縄ではいきませんね。