2023年中国年賀切手の切手帳

中華人民共和国が今年(2023年)1月5日に毎年恒例となっている年賀切手の切手帳を、切手と同時に発行しました。

以前には単片をご紹介しました。そうです、青色ウサギが不気味だとして話題となった、あの切手です。郵趣サービス社の中国切手頒布会がようやく今月に入って2023年分の切手を送ってくるようになりました。まあ郵趣サービス社というより中国郵政の問題でしょうが…。

今回の年賀切手の切手帳は少々凝った作りになっています。例えば以前ご紹介した2017年年賀の切手帳では、切手部分は単に単片切手を並べているだけでした。

ところでこの切手をデザインしたのは中華人民共和国の画家、黄永玉氏です。黄永玉氏といえば1980年用の申年の年賀切手をデザインし、現在『赤猿』切手として知られていますが、この切手には非常な高値がついています。その黄永玉氏は今年6月13日に満99歳で死去されました(切手発行時はご存命)。

黄永玉先生逝世
(新浪網、2023/6/14)
https://news.sina.com.cn/c/2023-06-14/doc-imyxhctc0344572.shtml#/