台湾切手展前夜に発行された関連切手

最近ちょっと国際切手展『TAIPEI 2023』(第39回アジア展)の話題が続いたので意図的にやめていたのですが、今月はじめにご紹介していたリトアニアの切手代理発行エージェント、Stamperija(スタンペリヤ)社による同切手展の記念切手が先週金曜日(9月22日)にネット上で一般発売を開始するなど、閉幕してからそれなりの時間がたちつつあるので、そろそろ切手展に関する台湾発行の記念切手を紹介していこうかと思います。

とは言っても最初にご紹介するのは切手展そのものの記念切手ではなく、単に枠外に切手展のロゴマークが描かれた切手です。これは今年(2023年)7月12日に中華郵政(台湾郵政)が発行したレジャー(余暇)活動シリーズ切手の第1集です。家族で読書、料理、ギター、美術鑑賞、キャンプ、そして自転車を楽しんでいる様子が描かれています。

しかし注目いただきたいのは右上の部分です。緑色の鳩のマーク、これはまさに『TAIPEI 2023』のロゴマークです。ところが台湾郵政による新切手発行のメールマガジンにはこのマークのことは一切言及がありません。切手そのものは『TAIPEI 2023』と直接の関係はなく、またロゴマークはシートの枠外にしかなく、このメールマガジンにはシート全体の画像はないため、単片しか見ていなかったらこの切手が『TAIPEI 2023』に関係があるとはずっと気が付きません。なので私もロゴマークが枠外あるこの切手の存在に気がつくのが遅れました。

この切手は6枚ブロックが縦に3列並んでおり、1シートは6枚×3組の計18枚シートです。ロゴマークは最上部にしかないため、この最上部の部分だけを入手しました。